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2007年10月03日
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 地 域 版 

ラケットボール 世界レベルで活躍15年

2007/10/02


打球音が心地よく響くコートで、練習する坂本さん=神戸市西区学園東町

 米国生まれの屋内スポーツ「ラケットボール」。仕事の傍ら、国内女子のシングルスランキングの上位を守り続けるプレーヤーが神戸にいる。男子では、球速が時速二百キロを超えるという激しい競技だが、子どもからお年寄りまで楽しめる一面もある。国内ではまだまだマイナースポーツだけに「ぜひ一度試合を見てほしい」と魅力を話す。(金海隆至)

 神戸YMCAの非常勤講師、坂本登志子さん(43)=神戸市垂水区。

 ラケットボールは、一九七〇年代に日本に伝わったスカッシュに似た競技。天井と床、前後左右を壁に囲まれたコート(幅六・一メートル、奥行き一二・二メートル)を利用する。正面の壁に当てたサーブボールをツーバウンド以内に打ち返し、ラリーを続ける。天井や横壁の跳ね返りを利用してもよく、上級者はボールの角度や回転でコースを自在に操れるという。男子プロになると、ボールは時速二百キロを超え、三次元でラリーが展開されるため、運動量はもちろん頭脳プレーも求められる。日本では本格的な競技者は二百人程度という。

 坂本さんはトップ選手の試合に感動し、二十六歳で競技を始めた。高校時代は県内の強豪でバレーボールに打ち込んだアスリート。「世界の舞台を目指したい」と練習を重ね、九二年から世界選手権に七回出場。前回のドミニカ大会では、ダブルスで三位と過去最高の成績を収めた。

 「相手が動けないコースに、ショットが決まったときが一番うれしい」と坂本さん。豊富な経験に裏打ちされた球筋の見極めと正確なストロークを武器に、今季は公式戦無敗。国内女子シングルスのランキング一位だ。

 六日から始まる全日本シングルス選手権は、来年八月の世界選手権の代表選考も兼ねる。準決勝と決勝は、尼崎市塚口本町のグンゼスポーツが会場となる。

 「練習では体力の衰えを感じることもありますが、試合は別。調子を整えて戦いたい」とベテランの強みを発揮して上位進出を狙っている。


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夢の残り香 源平を歩く
こうべ羅針盤 2005年度予算案から
ほっとライン 備える 地域の防災力はいま
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いまどきマンション事情
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夏のユウウツ 海と街のはざまで
 猛暑が続く。水辺は多くのレジャー客でにぎわう。一方で、苦々しく受け止める住民がいる。都市と近接する海岸で生じる微妙なあつれき。続く模索。人は海とどうかかわればいいのか。西神戸の海岸を歩き、考える。
続・保育所はいま
 保育所と幼稚園。どちらも主に就学前の子どもを預ける施設だが、保育所が厚生労働省、幼稚園が文部科学省と所管は異なり、入所要件も違う。一方で近年、国の規制緩和などで、保育時間や利用条件を柔軟に設定できるようになり、両施設の境目は薄れつつある。子育て支援のニーズの多様化を踏まえ、国も二〇〇五年度から、双方の垣根をなくす「幼保一元化」に向け、新施設を整備する方針を打ち出した。神戸市では既に実践している園があり、施設の共有など連携も進む。再開するシリーズ「保育所はいま」ではまず、一元化をめぐる現状を紹介する。
倉庫 息づく街
 「京の町家、大阪の長屋、神戸の倉庫」。関西各地で、昔ながらの建物を再利用したエリアが、にぎわいを見せている。港町・神戸に点在する倉庫のいまを訪ね歩いた。
ほっとラインKOBE 保育所は今
 共働き家庭の増加で、保育所へのニーズが高まる。待機児童の解消に向け、国は保育所設置の規制を緩和したが、制度に沿った運営やチェックの難しさが、民間保育園や自治体の新たな課題となっている。待機児童数が全国上位の神戸市でこのほど、民間企業が設立した認可園で補助金の不正使用が発覚、保護者の不安を誘った。子どもを安心して預けられる保育所とは。過渡期にある現場の問題点を考えたい。
生活ほっとライン 「ごみ問題」
 不法投棄などごみの問題が後を絶ちません。マナーからリサイクル、減量などの課題に私たちはどう対処すればいいのでしょうか。「生活ほっとライン」では、読者の皆さんとごみについて考えていきたいと思います。ご意見、お便りをお待ちしております。
まちを守る 防災福祉コミュニティーの今
 震災から間もなく九年。地域はあのときの教訓をどう生かしているだろうか。神戸市が支援する「防災福祉コミュニティー」の現状を探った。
新航路 商船大から海事科学部へ
 二〇〇三年十月、神戸商船大学は神戸大学と統合し、同大海事科学部となった。今年三月に最後の卒業生を送り出し、商船大の名は消える。港町・神戸に刻まれた軌跡と、新しい航路を模索する姿を追った。
私はここを見る 03年総選挙
 来月九日に投開票を迎える総選挙。与野党はマニフェスト(政権公約)を掲げ政策論争を展開するが、その声は有権者に届いているだろうか。県内有権者の約三割を占め選挙の行方を左右する無党派層を中心に、今回の選挙をどう見ているのか尋ねた。一回目は市民団体の関係者に聞いた。
鳴子を打ちならせ 神戸よさこいまつり
 学生たちが実行委を結成して主催する「神戸よさこいまつり」。四回目の今年は、十三-十五日の三日間、マリンピア神戸など垂水区内の三会場と、神戸ハーバーランド内の三会場で開かれる。その日にかける若者や子どもたちの姿を追った。
夢を見ようや 雲雀ケ丘盆栽同好会の22年
「じじくさい」「年寄りの趣味だ」と思われがちな盆栽。しかし、ここでは、住民たちのきずなをはぐくむ役割を担ってきた。団地は老朽化し、時が流れても、思いは冷めちゃいない。鉢の中に将来を夢見る住民の横顔を追った。
こうべ暮らしの指針 -03年度市予算案から
 二百七十億円分の継続事業を削るなど厳しい編成となった二〇〇三年度市予算案。一方で四十五億円の特別枠が日常生活に直結する福祉や教育、雇用などの分野に重点配分された。新たな制度や見直しで市民の暮らしはどう変わるのか。主な施策を取り上げ紹介する。
伝える「あの日」 震災から8年の芽吹き
 震災をきっかけに、ボランティアや復興を応援してきた人たちと、被災者の交流は続いている。その中で、被災地の経験はどんな風に伝わっているのか。まもなく丸八年。激震が生んだ新たな芽吹きを見つめた。
「変革」の行方 二年目の矢田市政
 二年目に踏み出した矢田市政。「変革」を掲げたリーダーのもと、市政にいま何が起きているのか、検証する。
潮香る街 神戸ハーバーランド10年
 ウオーターフロント開発の先駆けの神戸ハーバーランド。誕生から十年を迎えた街の課題と新しいデザインを探る。
議員って?! 検証・定数問題
 神戸市会の定数問題は、与野党ともに多数会派が主張する「現状維持」で決着する見通しとなった。会派代表者会という“密室”で論議が進み、市民がその経過を知る機会はほとんどなかった。危機的な財政難や全国的な定数削減傾向の中、上限いっぱいの議員数を変えない選択は市民の理解を得られるのか。「定数七二」を検証すると-。
あなたが狙われる ひったくりの現場から
 毎日のように、ひったくりの記事を紙面に掲載する。大半がわずか十行ほどの小さな記事。だが、その向こうには多くの被害者が、大きなダメージを受けている。ひったくりに歯止めをかけることはできないのか。被害者、容疑者、捜査員らの現場の声を報告する。

  ペット“真”事情
  どうなる複数志願制
  自治会の今
  水と私たち
点検・新市政 02予算案から
 「市政の変革」を掲げて当選した矢田市長の就任から三カ月。就任前後の発言を基に、初めて編成した〇二年度当初予算案を点検した。
ミナト神戸を支えた下町
 ミナト神戸を支えた下町に、産業構造の変化と不況の寒風が吹き付ける。が、一歩足を踏み入れると、町への愛着を深めている人たちがいる。そのぬくもりに出会ってきた。
駐在所日誌
 震災で人生が変わった。気持ちを寄せ合い暮らしてきた。苦しみながらも生きる喜びを見つけた。都会の中の小さな駐在所。さまざまな人生が交錯する。
絆、再び 垂水の伝統行事・文化・芸能会結成へ
 新興住宅地として人口が急増した垂水。古くから伝わる伝統芸能や行事などを核に、新旧住民の間と薄れゆく地域コミュニティーの絆(きずな)を深めようとする動きが始まった。地域の文化遺産を守り、育てる姿を紹介する。
夢かもめ発進
 7月7日に開業する市営地下鉄海岸線。三宮-新長田間の全長約8キロを結ぶ大動脈は、通勤・通学客や観光客・買い物客、それに世界からのサポーターたちを運ぶ。駅周辺の住民らが地下鉄にかける期待を紹介する。
漁師伝 海よ
 新しいものがどこか格好良く見えてしまう時代。伝統を受け継ぎ、自然と対峙(たいじ)し、時に新しい時代の波を見据えて生きる漁師たち。 海に生きづく人たちを紹介する。

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