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ガンダム国勢調査
ガンダム国勢調査 第50回
「Q.こんな時代だからこそ絆を大切にしたい。ガンダムで家族思いのキャラといえば?」はジュドー・アーシタが1位!【2008年6月16日~2008年6月22日】
■第50回 2008年6月16日~2008年6月22日


Q.こんな時代だからこそ絆を大切にしたい。
ガンダムで家族思いのキャラといえば?


ジュドー・アーシタ     
ロックオン・ストラトス    
シン・アスカ    
シーブック・アノー    
ウィッツ・スー    
ドモン・カッシュ
(回答5423人)

39.42%
33.62%
11.88%
7.28%
4.04%
3.76%

近頃の日本は殺伐とした事件が多いように思われる。人と人とのつながりが希薄になっている傾向が事件を引き起こす原因となっているのかもしれない。人間関係はまず最小単位の家族が基になっている。ということで、ガンダムの主人公たちから特に家族思いと思われるキャラクターをピックアップして、その人気を探ってみた。

接戦を制して第1位となったのはジュドー・アーシタ。しっかり者の妹リィナを思いやる心が強く印象に残るキャラクターだ。リィナを山の手の学校に通わせるためジャンク屋を営み、アーガマに乗った理由もリィナの身を守るため。リィナがネオ・ジオンにさらわれ、消息不明になってしまったときはすっかり失望してしまっていた。妹のために働き、戦うといったように、ジュドーの生きがいはリィナであるといってもいいかもしれない。両親のいないジュドーにとって、唯一の家族を守るのも当然なのだろう。頼りがいのあるお兄さんではあるが、過保護すぎてリィナの将来がちょっと心配である。
僅差の第2位はロックオン・ストラトス。テロにより家族を失ったことからガンダムマイスターとなった彼は、テロ行為への復讐、そして自分のような存在を増やさないために世界を変えようとした男だ。プトレマイオスでは誰に対しても気遣いやフォローを欠かさない、仲間思いな一面を見せてくれた。そんな家族や仲間のことを胸に、無念のまま散っていったロックオンだが、気になるのは最期に彼が口にした「ライルの未来は…」というセリフ。はたしてライルとは。なにはともあれ、続編におけるライルの役回りが非常に気になるところである。
人は思春期に家族から離れて自立を志す。守ってくれた家族から社会へと出ていくのだ。そこにはいろいろな葛藤があり、挫折もある。ガンダムは主人公の成長ドラマだといわれる。アムロにせよ、カミーユにせよ、家族との別れを経て大人になったのだ。しかし、守られるべき子どもの時に親にしっかりと抱きしめられなかったとしたら。戦争や、より効率を目指す社会によって、ゆっくりと育む時間を無理やり奪われたとしたら……。やはり、欠けてしまった何かを求めて、模索し、戦わざるを得ないのかもしれない。

ガンダムインフォ編集部

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