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ガンダム国勢調査
ガンダム国勢調査 第39回
「Q.『MS IGLOO 2 重力戦線』制作決定!前作MS IGLOOに登場したメカで好きなものは?」はEMS-10 ヅダが1位!【2008年3月31日~2008年4月6日】
■第39回 2008年3月31日~2008年4月6日

Q.『MS IGLOO 2 重力戦線』制作決定!
前作MS IGLOOに登場したメカで好きなものは?


EMS-10 ヅダ
モビルタンク ヒルドルブ
ゼーゴッグ
MA-05Ad ビグ・ラング
駆逐モビルポッド オッゴ
艦隊決戦砲ヨルムンガンド
(回答4148人)

48.43%
21.70%
11.91%
9.14%
4.48%
4.34%

『MS IGLOO』それは、いわば「男たちのガンダム」である。
一見すると、メカ好きのためのシリーズのような気もするが、実は実写版戦争映画を意識し、戦場での人間の生きざまをも描き出そうとしている。それこそ「技術試験」という側面もあるのだろうが、最前線の生々しい状況を、3DCG技術で描き出すことに取り組んでいる意欲作だ。その続編制作が決定した! ということで、今回は『MS IGLO0』で登場したオリジナルメカの人気を調査してみた。

半数近い投票率で1位を獲得したのは「EMS-10 ヅダ」。『1年戦争秘録』第3話「軌道上に幻影は疾る」以降に登場したMSだ。青い機体色からグフをイメージさせるが、系統としてはドムの前の実験機という位置づけに当たる。特徴は「土星エンジン」という強力なバーニアによる高機動性。ボールやジムなどを蹴散らすのだが、いかんせん安定しない。最期はエンジンの暴走により空中分解して宇宙に散ってしまった。
第2位の「試作モビルタンク ヒルドルブ」は『1年戦争秘録』第2話「遠吠えは落日に染まった」に登場。簡単にいうと、MSの上半身を内蔵した戦車である。変形後のモビル形態は頭のないザクタンクともいえる。ただ、戦車の遠距離破壊力と接近戦での手を使った高可用性のおかげで、連邦がろ獲して使用していたザク6機+戦車2機を撃破するという奮戦ぶりを見せた。これで頭部があったら、さらに人気が出たかもしれない。
どうしても実験機ということと、さまざまな事情により、陽の目を見ないメカたちだが、PS2ソフト「SDガンダム Gジェネレーション スピリッツ」やPSPソフト「ギレンの野望 アクシズの脅威」などでは人気があるようだ。だが本当は『硫黄島からの手紙』などを見た方にも、見てほしい映像作品なのである。リアルな映像によって、血が出て、苦しんで、死んでいくということを改めて認識させられる。そして、戦闘を記録することで、死地へ赴く者の生きた証とすること。また、実験を記録することで、より良い兵器の開発、ひいてはより良い世界の実現を目指す人間の業を描いているのである。やはり、男の生きざまを描く骨太の作品である。あっ、イケメン技術中尉と女性士官も出ているので、ぜひ、女性にも見てほしいのだが……。

今回、『機動戦士ガンダム MS IGLOO -1年戦争秘録-』は限定販売の後、長らくレンタルでしか見ることができなかったが、ついにセルDVDとBlu-rayで発売。また『黙示録0079』のBlu-ray化も決定した。『重力戦線』を見る前に前作を見て、歴史の表舞台に立てなかった兵器と最前線の兵士たちに思いを馳せてみてはいかがだろうか?

ガンダムインフォ編集部

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