- ガンダム国勢調査 第32回
「Q.Blu-ray版「機動戦士ガンダムF91」発売! F91といえば?」はF91の分身攻撃が1位!【2008年2月11日~2008年2月17日】
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■第32回 2008年2月11日~2008年2月17日
Q.Blu-ray版「機動戦士ガンダムF91」発売! F91といえば?
F91の分身攻撃 森口博子が歌う主題歌 F91を始めとする新世代MS シーブックとセシリー クロスボーン・バンガード 鉄仮面 (回答2195人)
| 42.73% 27.74% 10.25% 7.24% 6.33% 5.69%
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Blu-ray版発売に合わせ、前回の『逆シャア』に引き続き『F91』の調査を行ってみた。『F91』はガンダムの劇場版として初めて「アムロとシャア」が登場しない作品である。設定上、1年戦争から43年を経ているので、MSは小型化しデザインも曲面化している。さらにビームシールド、ビームフラッグなど見栄えのある新技術も導入された。
さて、第1位となったのはラフレシアとの最終決戦で見せた「F91の分身攻撃」だった。バイオコンピュータを備える「ガンダムF91」の最大の特徴が高出力時の機体冷却を考慮したその形状で、特にラジエーター状の胸部や肩部・脚部の放熱フィンはそれまでのガンダムとは一線を画している。更に最大出力時には機体から金属粒子が剥離して「質量を持った残像」を発生する。残像自体が金属粒子でできているので、パイロットの目視に加えレーダーも惑わすことがきでるのだ。忍者もびっくりの分身攻撃と、死闘の最後で見せるマスクオープン(これも冷却のため)はインパクトが大きかった。何せ、宇宙に生身で出てMSのハッチをこじあげるような鉄仮面も思わず「化け物か…!」ともらしてしまうぐらいだ。
今回、Blu-ray版を視聴してみたのだが、はたして美しかった。暗い部分の描写、色の発色などはファーストガンダム劇場版のHDリマスター版と同様な上、高い解像度のおかげで、線の1本1本がきちんとシャープに見えるのだ。劇場作品として制作されていたので、元のフィルムにはあったのである。17年前のアニメとは思えない仕上がりだ。ただ、シャープ過ぎるために、逆にホコリやキズが多少目立ってしまうということはある。『F91』には劇場公開版と完全版の2つが収録されているが、Blu-ray版だと、手前と奥のピントの違いなど微妙な演出もはっきりと確認できる。改めて監督の演出意図と当時のスタッフの情熱を感じることができた。
ガンダムインフォ編集部
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