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ガンダム国勢調査
ガンダム国勢調査 第22回
「 Q.同じクラスにいたら友達になれそうなガンダムの主人公は?」はキラが1位!【2007年12月3日~2007月12月9日】
■第21回 2007年11月26日~2007月12月2日

Q.同じクラスにいたら友達になれそうなガンダムの主人公は?
キラ(SEED)            37.77%
ガロード(X)              9.12%
シーブック(F91)         8.94%
ジュドー(ΖΖ)           8.17%
ロラン(∀)                 7.73%
刹那(00)                  6.24%
アムロ(ガンダム)        5.92%
シン(SEED DESTINY)  5.56%
カミーユ(Ζ)              3.49%
ヒイロ(W)                 2.56%
ウッソ(V)                  2.31%
バナージ(ユニコーン)  2.15%
(回答3429人)

ガンダム00で刹那と沙慈が隣人として描かれているが、「同じクラスにいたら友達になれそうなガンダムの主人公は誰か?」というアンケートを行ったところ、キラ・ヤマトが1位となった。
今回のアンケートは「誰かを守るために戦ったか、またその結果守りきれたか?」という事実に影響された傾向がみられるのではなかろうか。今回は全部のキャラクターについて紐解いていく。

1位 キラ・ヤマト(SEED)
キラは「SEED」ではヘリオポリスの学校の友達を守るためにストライクに搭乗した。地球圏降下の際に一度アークエンジェルを降りることもできたが、船に残るフレイたちのためにまたもや戦う決断を行う。
トールの死や、ストライク爆散により、今度こそキラは戦場を離れることもできたはずだが、フリーダムという新たなガンダムで、またもやアークエンジェルの仲間の危機を救った。
キラの戦う理由は常に「誰かを守るため」であり、キラが多くの人間を救おうとする姿勢こそが、ガンダムファンに評価されている点であろう。

2位 ガロード・ラン(X)
ガロードの戦う理由はただ一つ、「ティファを守ること」。ガロードは強大な敵が現れようと、世界を敵に回そうと、少女の味方でいることが一番大事なことだった。手段すら問わないガロードのやり方は、時には仲間の反発も招くが、結果としてガロードはティファと共に生き残ることができた。

3位 シーブック・アノー(F91)
「F91」自体が、シーブックがフロンティアIVのハイスクールの友人達と共に行動する逃亡劇であり、常に「友人や家族を守ること」が彼の使命であったとも言える。非常に優等生的なキャラクターであるが、友人の死に涙するなど、情に厚い部分も多く見せた。

4位 ジュドー・アーシタ(ΖΖ)
ジュドーは元々サイド1のコロニーでジャンク屋として生計を立てていた。その仲間や妹と共に戦場に駆り立てられる流れとなる。そのため「生きるために戦う」という命題が常につきつけられていた。
リィナの救助のために戦う姿勢を戦場でも崩さず、そのあきらめのない一本気なところが、多くの仲間をひきつける理由だったのかもしれない。

5位 ロラン・セアック(∀)
ロランの立ち位置はガンダム作品の中でも稀に見る複雑さと言える。元々がムーンレイスであるが、彼らが月の女王ディナアから受けた命令は、地球帰還作戦の先発隊として地球環境に馴染むこと、すなわち地球人になることであった。
ターンエーガンダムを手に入れてからの行動は地球人としてのものであり、そのため皮肉にも故郷であるムーンレイスと対峙することになる。
ロランは時には中立に立ち、地球人とムーンレイスの橋渡しにもなろうとするが、最終的には女王ディアナへの「忠誠心」が行動の原動力となった。

6位 刹那・F・セイエイ(00)
ソレスタル・ビーングのガンダムマイスターとして戦う16歳の少年。冒頭ではクルジス共和国の少年兵として登場しているが、そこには仲間と共に映る1枚の写真があり、常に誰かと戦ってきたとも言えるかもしれない。
まだ始まったばかりのガンダム最新作であるので、今後の物語の展開次第ではあるが、彼は「仲間と共に戦う」ことを使命としていることだけは間違いない。

7位 アムロ・レイ(ガンダム)
アムロがこの位置というのは意外に思うかもしれないが、アムロは仲間を意識して戦っていた部分は希薄といえる。もちろんホワイトベースの仲間のためにも戦っていたのだが、むしろ本編では「戦わざるを得ない」状況の方が強調されていた。
果てはララァに「貴方には守るべき人もいないのに」とさえ言われてしまう。だが、ア・バオア・クーの戦闘後、ホワイトベースのクルーの元にたどり着いたアムロは「まだ僕には帰れる所があるんだ。 こんなに嬉しいことはない」と、仲間と居場所の大切さをかみしめていた。

8位 シン・アスカ(SEED DESTINY)
シンは「守るべき人を守れなかった」悲運の人物とも言える。妹マユを戦争で失い、「守れる力が欲しい」と思ったシンはザフトに志願する。その後、連合軍ファントムペインのガンダム強奪により、前線で戦うこととなる。
だが皮肉にもファントムペインのステラと出会い、彼女を救おうとするが、それもできなかった。常に空回りが多い人間だったが、レイやルナマリア、メイリンなど、理解ある暖かい友人たちにも恵まれていた。

9位 カミーユ・ビダン(Z)
カミーユもフォウやロザミアとの出会いと別離など、悲運が多いタイプであったと言えるだろう。また、自己中心的な性格が出てしまう部分が多いので、扱いも難しい人間ではあったが、ニュータイプとしてはアムロ以上の才覚を見せ、仲間にとっては「非常に頼りになる存在」であったことは間違いない。

10位 ヒイロ・ユイ(W)
OZ殲滅のためにコロニー1が送り出したウイングガンダムのパイロット兼破壊工作員。戦闘のプロとして登場したヒイロは、オペレーションを目撃したリリーナを抹殺するために学校に編入する。その出会いによってヒイロはだんだんと人間らしい感情が芽生えていく。
だが常に彼は「自らが果たすべき役目に対し忠実な人間」であり続け、その意味ではガンダムパイロットして究極の人材ではあったが、リリーナに対して恋愛感情を持つまでは至らなかった。

11位 ウッソ・エヴィン(V)
ガンダムパイロットの中で最年少である13歳の少年。作品ではどうしても未熟さが目立ってしまう部分も多かった。戦場の過酷さを体現していたウッソであったが、シャクティをはじめ、カサレリアの「仲間たちを大切に思う気持ち」は強かった。
また敵、味方を問わず、自分を理解してくる人間には好意を抱き、逆に理解してくれない人間には反発していた。あらゆる意味で「素直な少年像」と言えるかもしれない。

12位 バナージ・リンクス(ユニコーン)
アナハイム工業専門学校に通う16歳の学生であったが、ひょんなことからユニコーンガンダムのパイロットとなる。まだ物語は始まったばかりであり、バナージ自体もいまだ自分の置かれいる立場に翻弄されている状況なので、ファンもバナージがどういう人物か捕らえきれていないかもしれない。だが、オードリーとの出会いや、ユニコーンガンダムがニュータイプ専用機であることなどが、バナージの「高い可能性」を感じさせてくる。


単に人気アンケートになるかと思いきや、意外と深いアンケートとなったと思う。現代社会は競争社会であり、学校や会社で日々何かと戦っている人も多いだろう。そういった現実において、友人や仲間を大切にする義侠心に厚いキャラクターというのは、多くの支持を集める傾向にあると言えるかもしれない。

ガンダムインフォ編集部
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