YOMIURI ONLINE
現在位置は
です

本文です

控訴趣意書 提出期限8か月延長

 オウム真理教の松本智津夫被告(49)の弁護人が控訴趣意書の提出期限延長を求めていた問題で、東京高裁(須田賢裁判長)は、今月11日の期限を8月31日まで8か月近く延長することを決定した。決定は6日付。

 決定理由では、弁護人が当初、「被告と意思疎通できず趣意書を作成できない」と主張した点に対し、「意思疎通の見込みはもともと低く、弁護人が独自に趣意書を作成することは可能」と指摘。「記録の検討をあまり進めておらず、著しい作業遅延というほかない」と、対応を批判した。その上で、死刑事件の重大性を考慮し、弁護人の申請通り延長を認めた。

2005年1月8日  読売新聞)
現在位置は
です