全国に先駆け、次々と競争主義的施策を打ち出してきた東京都足立区の教育改革が、学力テスト不正問題で揺れている。熱血校長はなぜ不正に走ったのか。何が校長を追い込んだのか。改革の灯はこのまま消えてしまうのか――。43年ぶりに文部科学省が復活させた「全国学力テスト」の結果が来月にも公表されるのを前に、不正の背景を探る。
受験本番という“関門”を子供たちの視点で見ると、「親の大切さ」を実感する良い機会にもなっていることがわかる。
千葉県旭市内の矢指(やさし)小学校で昨春、6年生を対象に「テレビゲームとのつきあい方」をテーマにした授業が行われた。千葉大助教授の藤川大祐(だいすけ)さん(教育方法学)と学生らで作るNPO法人「企業教育研究会」が企画した。
「小さいころから乗り物にかかわる仕事に就きたかった。子供に夢を与えられるようなパイロットになりたい」。東海大工学部航空宇宙学科の松宮純恵さん(22)は今春の大学院進学を取りやめ、卒業を延期した。同学科に創設されたパイロット養成コースの航空操縦学専攻で2年半学ぶためだ。
インターネット利用者の低年齢化が進み、トラブルや事件が相次いでいる。 子どもたちは、世の中にあふれる様々な情報とどうつき合っていったらいいのか。子どもを取り巻く情報環境を点検し、改善しようとしている学校や家庭を紹介しながら、課題を探っていきたい。
「見逃されがちだった子どものうつの現状をこれまで見てきた。 北海道大学病院精神科の傳田健三(でんだけんぞう)助教授は「子どもの様子に注意していれば、家庭でもある程度うつの可能性を見分けることができる」と話す。
文部科学相の諮問機関・中央教育審議会は11日、教員免許更新制の導入や教員養成の専門職大学院「教職大学院」の創設などを盛り込んだ最終答申をまとめ、小坂文科相に提出した。