長男の遺影の前で、出版した冊子「涙を無理にとめないで」を手にするピア・神奈川会長の渡辺治重さん [記事へ]

　ひき逃げ交通事故や山岳事故で突然、わが子を失った父母８人がそれぞれの悲しみや思いなどをつづった１２０ページ超の冊子「涙を無理にとめないで」が、横浜市神奈川区の被害者支援自助グループ「ピア・神奈川」から出版された。１０００部を印刷、今月半ば以降、県内５４署と１９市や、各図書館に閲覧用を数冊ずつ配布する一方、販売も行う。メンバーは「事件や事故の遺族とそれ以外の人の間には、気持ちのギャップがある。それを埋めるため、少しでも遺族の気持ちを知ってもらえれば」と話している。 （3月6日）[全文へ]

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