◇ジュール・ベルヌ「海底二万里」 ジュール・ベルヌが生まれたフランスの港町ナントは、大西洋に注ぐロワール河畔にあり、18世紀には新大陸との交易で栄えた。少年時代に船乗りにあこがれたベルヌは晩年、「貿易 ...[全文へ]
言わずと知れた文豪ヘッセの代表的な自伝小説。ドイツの片田舎に育った優秀な少年ハンスは周囲の期待を一身に集めて、エリートコースの神学校に進む。が、規則ずくめの生活になじめず、神経衰弱となって故郷に送り ...[全文へ]
「歴史とは現在と過去との対話である」。E・H・カー(1892〜1982年)といえば、この名文句で知られる英国の歴史家だ。本書は、ロシア革命史研究や国際関係論で名をなした巨人の生涯を、かつてカーに師事 ...[全文へ]
書店員さんがあらゆるジャンルのお薦めの本を紹介する読書日記。