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新型万能細胞作製の山中教授にコッホ賞

 さまざまな臓器や組織の細胞に変化する新型万能細胞(iPS細胞)を作製した山中伸弥・京都大教授が、基礎医学で優れた業績をあげた研究者に贈られるロベルト・コッホ賞を受賞することが決まった。

 同賞は結核菌やコレラ菌を発見したドイツの細菌学者コッホを記念した賞で、国際的に権威ある医学賞の一つ。

 一緒に受賞する独マックス・プランク研究所のハンス・シェラー教授と、米スタンフォード大のアービング・ワイスマン教授は、いずれも幹細胞研究の第一人者だ。授賞式は11月14日にベルリンで行われる。

 過去の日本人の受賞者には、ノーベル生理学・医学賞も受賞した利根川進・米マサチューセッツ工科大教授や審良(あきら)静男・大阪大教授らがいる。

2008年2月23日10時31分  読売新聞)
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