IIJグループの一員としてITサービス事業を手がけるアイアイジェイテクノロジーでは、社員が社外からのリモートアクセスで使用するノートブックPCに関して、そのセキュリティ管理の徹底が課題となっていた。そこで、「PCの状態に基づき、自動的なアクセス制御を実施する仕組みが必要」と考え、検疫ネットワークの構築を決定。既存環境との親和性や拡張性などを評価し、「Symantec Network Access Control」を導入した。これにより、ユーザーのセキュリティ意識に左右されることなく、ノートブックPCやリモートアクセスのセキュリティ統制を実現できる仕組みが確立された。

企業ネットワークを構成するプロダクト／ソリューション／サービスには、さまざまなものが存在する。どれを選択すべきかは、その機能のみに注目するのではなく、自社のニーズや環境にマッチした製品化どうかを判断する必要がある。本連載では、ユーザーの要望を解決するための製品を紹介していこう。