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グローバルルーティングプレフィクスは、LIRなどのアドレス管理組織がISPなどに割り振っているものだ。さらにISPから企業や組織などに対して、任意のアドレス空間のサブネットを割り振る。このサブネットを識別するのが、サブネットIDだ。グローバルルーティングプレフィクスとサブネットIDは合わせて64ビットで、IPv4アドレスのネットワークアドレスに相当する。 残りの64ビットは、インタフェースIDだ。これは、IPv4アドレスのホストアドレスに相当し、ネットワーク上の個別のホスト(インタフェース)を表している。 IPv4では、ネットワークアドレスとホストアドレスの区切りは可変で、サブネットマスクを利用して区切りを表している。一方のIPv6アドレスでは、インタフェースIDは64ビットで固定だ。ただし、グローバルルーティングプレフィクスやサブネットIDは、ネットワークの規模などに応じて可変となる。 この仕様は、RFC3587に定義されている。 RFC 3587 - IPv6 Global Unicast Address Format
RFC3587は、当初採用が検討されたRFC2374を置き換えたものだ。RFC2374では、「TLA」「NLA」「SLA」というアドレスを配布した機関のIDが上位の64ビットの中に埋め込まれるものとなっていた(図2)。
しかし、IPアドレスの配布ポリシーとアドレス構造は分けて議論すべきという観点から、2003年9月にRFC3587が提案されて、現在の仕様にいたる。 (C) Office N-Study http://www.n-study.com/
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