ほんとうのじぶん ―性同一性障害の子どもたち

 

 播磨地域の小学二年男児が、性同一性障害と診断され、女児として通学していることを報じ、二カ月が過ぎた。

 「診断が早すぎたのでは」「親の育て方に問題はなかったのか」「高学年になったとき、学校の対応は」…。心身が性的に成長する思春期前だけに、反響は大きかった。その後も取材を続けた。県外に住む小学四年の男児に出会った。彼も入学直後から女児として受け入れられていた。こうした児童の数は、文部科学省も把握できていない。周囲はどう向き合えばいいのか。性同一性障害の子どもたちを各地に訪ねた。(霍見真一郎)

9.

日 記 覚悟と願い母から子へ
(2006/08/10)

8.

身体治療 低年齢ゆえに苦悩深く
(2006/08/09)

7.

教 員 「男女」ぬぐえぬ先入観
(2006/08/07)

6.

両 親 娘が「息子」に変わる日
(2006/08/06)

5.

自殺未遂 心の性明かせず絶望感
(2006/08/05)

4.

医 師 「苦しみ」受け止め診断
(2006/08/04)

3.

告 白 「認められたい」と一歩
(2006/08/03)

2.

違和感 耐えながら迎える成長
(2006/08/01)

1.

出会い 「統計」なく、貴重な友
(2006/07/31)
 

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