ほんとうのじぶん ―性同一性障害の子どもたち
播磨地域の小学二年男児が、性同一性障害と診断され、女児として通学していることを報じ、二カ月が過ぎた。
「診断が早すぎたのでは」「親の育て方に問題はなかったのか」「高学年になったとき、学校の対応は」…。心身が性的に成長する思春期前だけに、反響は大きかった。その後も取材を続けた。県外に住む小学四年の男児に出会った。彼も入学直後から女児として受け入れられていた。こうした児童の数は、文部科学省も把握できていない。周囲はどう向き合えばいいのか。性同一性障害の子どもたちを各地に訪ねた。(霍見真一郎)
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