取材から編集、印刷までを1台でこなす"走る新聞社"―「神戸新聞 めぐる君」が、5月13日にデビューしました。ニュース号外の発行や大事件・大事故などの前線取材基地としての利用、NIE活動の支援、本社や関連企業のイベント新聞、地域や企業、団体の要請にこたえる記念日新聞発行など、フットワークの良さを生かして地域に出かけ、幅広い活動を展開するミニ新聞発行車です。
リクエストに応じて、あなたの町へ出かけます。お気軽に、声をおかけください。
お知らせ 「めぐる君」のオリジナルチョロQ好評発売中です。詳しくはこちらまで。
記者が学校に出かけて新聞の読み方や新聞づくりを手ほどきする出前講座に出動。
児童・生徒がパソコンを使って制作した学校・学級新聞、Web壁新聞、文化祭・運動会などのミニ新聞を、県内各地の学校で発行します。
機動性を生かし、大事故、大事件、選挙、スポーツなどの速報号外を現場や街中で制作・発行。災害時の避難所新聞「ここだけ神戸新聞」なども発行。
大事件、大事故、被災時などは前線取材基地に早変わりします。
本社の主催・後援事業、シンポジウムなどの広報・宣伝、読者サービスとして、それぞれの会場に出向き、イベント新聞や速報、号外をその場で制作、印刷し、配布できます。
地域や企業、団体、学校などからの要請などに応じて、イベント新聞、メモリアル新聞、プライベート新聞、貸し出し新聞などをその場で制作・発行。
取材から編集、印刷まで1台でOK。小さなボディーに大きな機能。
内蔵したソフトを使い、新聞社内と同様に、記事や写真の送受信、画像処理、レイアウトなどの編集作業ができます。
29人乗り小型バスを改造し、長さ7b、幅2b、高さ2.7b。
カラー2台、モノクロ1台の高性能プリンターを設置。A3判でカラーは毎時2000枚、モノクロは同7200枚の印刷ができます。
車内のノートパソコンと結んで速報号外を発行するほか、神戸本社で制作した紙面を受信して、"移動印刷所"としての活躍も期待されています。
有事にスピーディーな情報の送受信を確保するため、衛星携帯電話も装備、山間部など電波状況が悪い場所で威力を発揮します。
通常の携帯電話とともに使い、記事や写真のデータを送信します。
地震や台風などの自然災害時には電源が不足しがち。
電気のない被災地や事故現場でも単独で活躍できるよう、車内に自家発電機を搭載し、記者パソコンを使った記事執筆や、写真処理、見出しやレイアウトの手直しする編集作業など、取材活動をバックアップします。
めぐる君は、みなさまのリクエストに応じて県内各地に出向きます。
イベント新聞や記念日新聞の発行は、NIE活動支援を除き、原則として有料です。
申し込み、問い合わせは下記まで。
神戸新聞社読者センター広報部 рO78(362)7025