七不思議の一つ「斎の神」。わらじと縁が深いとされる=新温泉町七釜
新温泉町七釜の七釜温泉街で14日、クイズに答えながら散策を楽しむ「七釜温泉七不思議めぐりウオークラリー」が開かれる。同温泉が開湯45周年を迎えたことに合わせたイベントで、大釜を使った鍋料理の試食コーナーなども設ける。
(井原尚基)
七釜温泉は同町浜坂地域にある三つの温泉のうち最も早い一九五五年にわき出し、六二年に露天風呂や公衆浴場が完成した。湯冷めしにくい泉質が特徴で、二〇〇五年には日帰り入浴施設「ゆーらく館」がオープンしている。
散策イベントは〇五年以来二回目で、七釜温泉旅館組合が主催する。七つの不思議として「『六地蔵』だった場所に七つの地蔵があるのはなぜ」「川の水が赤い理由は?」「『斎(さい)の神』と呼ばれる石像がスポーツに役立つのはどうして」などクイズが出される。
同日はゆーらく館の横にある広場「こうらく園」を午前十時にスタートし、地図を片手に約一・五キロの距離を一時間以内に歩く。会場では、大釜を使った鍋料理の無料試食コーナーやわら細工の体験コーナーなども設ける。申し込み不要、無料。
同旅館組合は、前日泊の特別プラン(一泊五千五百円、一万五百円)も設定している。浜坂観光協会TEL0796・82・4580