JR東海とJR西日本が共同開発した東海道・山陽新幹線の次世代車両「N700系」の先頭車両が完成し、製造元の日立製作所笠戸事業所(山口県下松市)で29日、報道関係者に公開された。
翼を広げたワシをイメージした先端の形状は「エアロ・ダブルウイング形」と名付けられた。鼻先の傾斜部の長さは現行の700系より1.5メートル長い。
山陽区間の最高時速は300キロ。東海道区間は車体を1度傾ける新技術の導入で、カーブでも700系より20キロ速い270キロ走行が可能になる。3月には16両編成が完成し、走行試験を経て07年に営業運転の予定。
(01/30 06:14)
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